1997-02-24 第140回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
かつて中曾根首相は日本は不沈空母だと言ったけれども、空母がいよいよ出動するわけですよ、アジア太平洋地域に。これは非常に危険なことでありまして、アジア太平洋地域における有事という口実で日米共同作戦がいよいよ日本の領土、領海域外に行われるというのは、やっぱりアジアにとって非常に重大問題なんです。
かつて中曾根首相は日本は不沈空母だと言ったけれども、空母がいよいよ出動するわけですよ、アジア太平洋地域に。これは非常に危険なことでありまして、アジア太平洋地域における有事という口実で日米共同作戦がいよいよ日本の領土、領海域外に行われるというのは、やっぱりアジアにとって非常に重大問題なんです。
これ中曾根首相が民活を唱えて内需拡大を唱えたころから、やっぱり政治の責任もあると思うんだけど、しかし、独立して運営している日銀の金融操作なりあるいは大蔵省の監視・監督の責任なりというのは、私はこの際、だれを責めるとかどうこうじゃなくて、どこに一体問題があるのかということを本当に考えてみなきゃいけないんじゃないか。 二度あることは三度ある。
「農業問題の火つけ役で中曾根首相に感謝された」、どういうふうに感謝されたかというと中曽根さんは手紙をくれた。その手紙の中にこう書いてある。「「竹村さんが露払いをしてくれたおかげで、(農政改革が)やりやすくなった。ありがとうございました」政治家も、充分わかっていたということである。ただ、政治家は世論が喚起されないと、自分からはなかなか言い出しにくい側面がある。